【インタビュー】まつりか訪問記vol.01 株式会社KURUMU

私たち、“日本のコスメ茉華(まつりか)”で取り扱うブランドには、様々なものがあります。
製品となって店頭やオンラインストアに並んでいるとその裏側はなかなか見えづらいもの。でも皆さまのお手元にお届けする商品には生産者さんのこだわりや想いがたくさん詰まっています。普段見えない部分をお伝えすることで、皆さまに安心してお使いいただきたい。そのような考えから生産者さんを実際に訪れ、直接お話を伺うシリーズをスタートします。

第一回目は、クレイの可能性を信じ追求し続ける、株式会社KURUMU代表の手塚平さんに、熱い想いをお聞きしたくお話を伺いました。


“粘土科学研究所は譲り受けたもの。KURUMUは自身が作ったもの。”


まつりかスタッフ(以下、M):簡単に会社の紹介をお願いします。

手塚さま(以下、敬称略):元々40年前から粘土を使ったスキンケア作りをしている会社(株式会社 粘土科学研究所)だったんですが、当時はクレイの認識が今ほどなく、どちらかというと粘土を顔に塗るということに抵抗がある時代だったため、OEMで売り上げをあげていたんです。
もっと自由にクレイを活かした商品を作るにはどうすべきかというところから、自分たちで販売するための会社“KURUMU”を作ったのがキッカケですね。

M:なぜ跡を継ごうと思われたのですか?

手塚:母が大変そうだったのを見ていられなかった…。まぁ、恥ずかしいですけどね…。

この10年は大変でした。特に前半の5,6年は。
製品レシピ、発注書の書き方、経理、充填、梱包、配送、営業…。システムを作るところから全てやってましたね。ある程度やってみると得意不得意が見えてくるので、苦手な事は人に任せるようにして、今では一人だった社員が10人以上に増えました。

動物実験は一切していません。
常に自ら人体実験台になっています!家族も皆使っていますね。


“肌に合わなかった、というお声がほぼないほど低刺激”


M:肌質によって合う合わないはあるのですか?

手塚:100%合う!っていうのは難しいでしょうが、クレイ自体が刺激の少ない物なので、肌に合わなかったという話はほぼ聞きません。
洗顔に関していえば、洗浄力の強い界面活性剤を使用しているわけではないですし、原材料には刺激の少ないものを使っているので、ある程度敏感肌の方にもお使い頂けるのかなと思います。

“保水出来るちからが圧倒的に違うモンモリロナイト”


M:クレイは乾燥を促すイメージを持っている人もいると思うのですが?

手塚:国産のモンモリロナイトという素材にこだわり使用しているのですが、それ自体が水を保持する力が強いということが他のクレイとの最大の違いなので、塗っても乾くことがない。それどころか、潤いを持ったものを肌に塗るので、逆に潤いの補給にもなるんです。

M:国産と外国産のモンモリロナイトに違いはありますか?

手塚:モンモリロナイトには大きく分けてナトリウム型とカルシウム型がありますが、日本産はナトリウム型が多く、こちらの方が水を保持する力が強い。
良いものを作るにあたって、しかも保湿を優先するのであれば、国産のモンモリロナイトは外せません。


“肌を傷つけず、毛穴の奥まで洗浄かつ潤いを届ける”


M:使用することで得られるメリットとは?

手塚:洗顔料に関しては泡が立たないので、クリームを塗るように優しく顔に塗布するだけで毛穴の2000分の1と言われるほど小さな粒子が、毛穴の奥までアプローチし余分な皮脂や古くなった角質や汚れなどを吸着して落としてくれます。
あとは潤いを保持する力、届ける力を持っているため、塗布すると、薄っすらとヴェールをまとったような質感になるので、肌から逃げようとする水分を引き留め、乾燥から守ってくれる働きがあります。

M:製品化する上で大変なことは何ですか?

手塚:大量生産出来ないんですよね…
ベシャメルソースを作る時を思い出してみてください。
モンモリロナイトを水と混ぜるとダマになりやすいので、ダマを潰しながら攪拌しないといけないので、見ながら作らないといけないんです。
あと、吸着力が強いため防腐力も吸着しちゃう。ということは、防腐剤が効かなくなるということでもあるので、うちでは一工夫して作っています。

M:それでもモンモリロナイトに拘り続ける理由は?

手塚:他のクレイに比べて保水力が全然違い、洗浄力が高く水と油を混ぜる乳化力もあるので、スキンケアに適した素材と言えるところです。

M:モンモリロナイトはどこでも取れるんですか?

手塚:火山が噴火して火山灰が積もって出来るものですし、日本は火山が多い国なので、どこでも微量には取れると思います。

M:取れる場所によって成分の特徴は違ってきますか?

手塚:はい。なので、うちは山形産、新潟産、群馬産を、作る商品によって使い分けたり、ブレンドしたりして使用しています。


“モンモリロナイトの可能性”


M:モンモリロナイトを通した未来は?

手塚:ガラ携がスマホになるくらいの変化、『洗浄と言えばクレイ』っていうくらい変わらないかなって、ちょっと思ってます。
モンモリロナイトを面白いと思ってもらいたい、可能性をもっと信じてもらいたい。
肌に嬉しい力があるからこそ、ユニーク!スゴイね!って思ってもらえる。
そうやって皆様のお肌のお役に立てればなと思っています。
化粧品は皆さまに面白いと思ってもらうためのツールの一つだと思っているので、モンモリロナイトを活かせるものが化粧品でなくても、作っていきたいと思っています。

M:泡なんていらない?

手塚:洗浄力があって体にも環境にも優しいんだったら、別に泡なんていらないんじゃん? っていうくらい可能性はあるんじゃないかと思っています。

M:今後の展望は?

手塚:『粘土と言ったら粘土科学研究所だよね』っていう、パイオニアのような存在になりたいですね。
クレイの提案が出来るようになりたい。なので今、他のクレイの勉強もしています。
一つ一つのクレイをもっと深掘りして、クレイの辞典みたいな物を作りたいです。

M:一見美容とは関係なさそうな、様々なイベントに参加されていますよね?

手塚:スキンケアってエンタメ要素が強いと思っているので、美容と全く関係ない分野ともどんどん関わっていきたいんですよ。その方が面白いじゃないですか。

 

 

赤裸々に語って頂き、普段とは違った手塚さんの一面を見ることが出来て新鮮でした。
クレイにかける情熱、歴史を重んじながらも新しい事に日々チャレンジしていく精神、でもその中心にあるのは、いつもご家族や関わる方々を大切にする気持ちだということが伝わる、とてもあたたかさを感じる時間でした。
これからも益々のご活躍をお祈りしております!
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