酵素洗顔ってなに?普通の洗顔との違いとは? 読む 印象づけ、気分転換、リラックス……さまざまなシーンに使える香水は どんなことに注意して選ぶのが正解? 1 分 美容オイルの選び方、使い方、種類、季節ごとの使い分けは?

印象づけ、気分転換、リラックス……さまざまなシーンに使える香水はどんなことに注意して選ぶのが正解?

“香水”と聞くとどんなイメージがありますか? ひょっとしたら「特別な日につけるもの」と、敷居がちょっと高い印象を持っている人もいらっしゃるかもしれません。実は気分転換やリラックス効果も含めて、デイリーに取り入れたいアイテムなのです。ではその香水をどんな視点で選べばいいのかをお伝えします。

いい香りは「もう一度会いたい」余韻を残す

誰かとすれ違った瞬間に

「あ……この人、いい匂い……」

なんて、一瞬だけ時間が止まってしまうことはありませんか? 実は嗅覚は脳へ直接働きかける作用があり、香りを記憶としてインプットします。逆に言えば、誰かと初めて会ったときに強い体臭がしてしまったり、香水をつけすぎたりしていると、嫌な記憶として自分の記憶が残されてしまうと言うわけです。

仕事でもプライベートでも初めて人と会うときは、つい見た目(視覚)の印象を気にしてしまうものですが、それよりも大きく影響を持つのが香りだったのです。できればどんな相手にも良い印象を残したいもの。それを叶えてくれるのが、香水なのです。さりげなく、いい香り=余韻を残せば、次回に会ったときは「あの人だ」と思い出してくれる確率も高くなるはず。自分の気分を上げてくれるグッズとして、アクセサリーをつけるように取り入れたい習慣です。

 

知ってた? 下着につけると香りが持続

香水を纏うとなると、迷うのが香りの継続時間。パルファン、オードパルファン、オードトワレと香水の種類によって変わりますが、平均すると約3〜5時間の持続が期待できます。

さて体につける場所は……と言うと、手首、うなじであれば太い血管の近くにつけて、強く香りを発することができます。逆にふんわりと匂わせたいときは、ひざ裏、足首などが一般的。加えてお勧めしたいのが下着につけることです。下着であれば皮膚よりも液体や香りの浸透率が高いので、長く香るようになります。香りは洗濯をすればほぼ落ちます。わずかに残っても不快な香りではないので、そのまま収納してしまってO Kです。芳香剤として使えます。

あとは寝具にシュッとひと吹きなどするのも良し。普段つけている香水はご自身が選んだ“いい香り”。好きな香りに包まれながら眠りにつくのは、リラックス効果があります。かのマリリンモンローが、ベッドで身につけるのは「シャネルN°5だけ」と答えていたのはあまりにも有名なエピソード。香りはそれほどの影響があるのでしょう。

気をつけたいのは液体色が濃い場合。シミになる可能性があるので、よく液体色をチェックしてみてください。

香水の選び方は自分の“好き”を優先して

香水の選び方として気をつけたいのが、まずは価格帯。自分の収入から計算して、見合う価格帯を見つけてください。気分によって香りを変える人もいますが、自分の印象づけにしたい場合は継続して購入することに。無理なく持続可能なお値段のものを選ぶのもポイントです。それでもワンランク上の香水をつけたいという場合は、スペシャルなご褒美にするのはいかがですか?

次に気をつけたいのは香りの選び方です。フローラル系、柑橘系、オリエンタル系など、いろいろな香りの種類がありますが、単純に好きな香りを選ぶのがベスト。他には香水以外のアイテムもお気に入りのブランドであること、推し活の一環で好きな人と同じ香りにするのもよし。憧れの人が使っているものを真似するだけでもその日の気分が違うというか、気合が入りますよね。

迷ったらデパートのコスメカウンターに行って、興味のあるアイテムを試してみましょう。ある程度、香りの予測がついていたとしても、自分につけてみると違うイメージになることもあります。

また香水は時間によって香りが変わります。つけてから5〜10分はトップノート、30分〜1時間くらいはミドルノート、そして最後に香るのがラストノートです。最初の印象だけで購入を決めてしまうと、香りのイメージが変わる可能性もあるのでご注意を。

最後に注意してほしいのが、店舗でもオンラインでも構わないので正規店で購入すること。特に海外ブランドになると当たり前のように偽造品が出回っている現状が……。せっかく自分の第二の顔となってくれる香水ですから、信頼のできるショップを選んでくださいね。

<プロフィール>
神林千里
美容ライター&エディター。雑誌編集部にて美容担当となり、その後の雑誌、ウェブ、美容ブランドなどに関わる執筆を続けている。10年以上推す美容法はシートパック。高級ケアもいいけど日々のハンドケアがモットー。

(参考資料)
https://frag-lab.com/fragcolumn/04_01.html
https://shiro-shiro.jp/topics_detail.html?info_id=1814
https://coloria.jp/magazine/articles/UKFZY


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