長時間を費やすお仕事タイムにはリフレッシュが必須。手軽に気分をスイッチングできる方法が知りたい!

「あ〜……疲れた……」

 座りっぱなしや、長時間の作業など、1日のほとんどの時間を使う仕事。どんなに頑張っても、集中が切れてしまうことがあります。

 そんな時、積極的に取り入れたいのはお昼の休憩時間以外のリフレッシュ。少しの息抜きが仕事を効率よく消化してくれます。ただこの効果は人によって様々。一瞬だけ眠る、体を思い切り動かす、何かを食べる。これは色々試して、自分に合った方法を見出すしかありません。隣の席のあの人は一体、どんな方法を使っているのか? 働く女性たちから意見を集めてみました。

 

股関節をグーッと伸ばして下半身ストレッチ!


デスクワークの私は煮詰まってきたな〜と思ったら、合間を見て、ストレッチ。使っていない会議室に入って、ずっと同じ姿勢でいる下半身の股関節を中心に伸ばしています。これをやって「ヨシ、また仕事に戻るか!」。

一時期、ランチタイムの後、満腹感もあって仕事中に眠たくなって困っていました。これを雑誌で見かけた、こめかみにハッカ油スプレーをつける方法で撃退しています。眠気がスッと吹き飛んで、リフレッシュ。夏は外出前につけておくと、ひんやりして気持ちがいいですよ。(39歳・Hさん)

※ハッカ油は、刺激が強いので直接、目に吹きかけないでください。

 

一歩外に出る、猫を撫でる、入浴……とリフレッシュ効果を検証中

完全在宅ワークで仕事をしています。だから自宅に引きこもってしまうこともしばしば……。なので気分の切り替えのために、お昼休憩は必ず外に出て、太陽を浴びて、精神を安定させると言われるホルモン、セロトニンを分泌させるように心がけています。散歩をして、公園にお弁当を持って行ってランチをすることもあります。緑を見るとリラックス効果もある気がします。

 「追い込まれたな〜」と思った時は、もう開き直って(?)お風呂に入るかジムで運動。全然違う動作をして、頭を空っぽにしてまた仕事に戻ります。

他にはワークスペースを変えて図書館で作業をするとか、家の猫を撫でまわすとか。ありとあらゆる手段を用いて、自分を飽きさせないようにしています。

 

ポモドーロテクニックで集中力が自然とUP

フリーランスでライターをしていると、どうしても自宅でパソコン前にいることが多くなりがち。ガムを噛む、ポリフェノール多めのチョコを食べる、コーヒーを飲む……を繰り返して、細かくリラックスしていることが多いですね。

それでもダメだと思ったら、S N Sで話題になっていた「ポモドーロテクニック」を。まず25分間作業して、タイマーでお知らせが来たら、強制的に5分間、デスクから離れて休憩します。わずかな時間で、読書をしたり、スマホを見たり。で、また25分間作業というペースを繰り返すのです。5分間がいいリフレッシュにもなりますし「25分間で終わらせよう!」と目的意識が働くので、仕事の効率が良くなりました。(46歳・Hさん)

 

リラックススタイルの昼寝で夜の睡眠の質も上がった

昼休憩を早めに済ませて、デスクで昼寝をします。学生の頃にやっていた、デスクに突っ伏すスタイルですね。寝る前にブラックコーヒーを飲んで、大体15分間くらい、耳栓をして、靴を脱いで、ベルトを外して(笑)、リラックスできる環境で強制的に寝ます。起きて仕事をすると、気のせいかもしれませんが、作業効率が上がった気がするんですよ。

それまで夜の不眠に悩んでいたのですが、昼寝が体内リズムを良くするとS N Sで見かけて始めたのがのはきっかけです。おかげで夜の睡眠時間の質がグッと上がって、朝の目覚めが本当に良くなりました。お勧めです。(45歳・Cさん)

 

オフィス近くの庭園でぼーっとする

階段を使ってあえて別のフロアの自販機まで行きます。階段を使うことで足のむくみ防止になり、歩数も稼げます。

また、午前中の業務や会議で疲れたなと感じた時は、お昼休みにオフィスの近くの庭園に寄って景色を見ます。年パスを購入したため、いつでも入れて、数回訪問するだけで元が取れます。有料のため平日でも全く混雑しておらず、穴場です。景色を見ることでリフレッシュになります。(35歳・Yさん)


<プロフィール>
神林千里
美容ライター&エディター。雑誌編集部にて美容担当となり、その後の雑誌、ウェブ、美容ブランドなどに関わる執筆を続けている。10年以上推す美容法はシートパック。高級ケアもいいけど日々のハンドケアがモットー。